八村塁

3ポイントシュートを36本中19本成功(52.8%)させて逃げ切り

レイカーズがアウェーでリーグ首位のセルティックスと対戦。レブロン・ジェームズが左足首の痛みで欠場し、今シーズン初めてアンソニー・デイビスとレブロンの2人を欠いたが、3ポイントシュート攻勢で114-105で勝利した。

レイカーズは序盤からアウトサイドシュートの精度が高く、八村塁も第1クォーター中盤に3ポイントシュートを決めて先行する。特にオースティン・リーブスは7本中5本の3ポイントシュート成功を含む19得点を前半だけで挙げてオフェンスを牽引。守ってはフィジカルかつ素早いローテーションでタフショットを強いり、失点を46に抑えて14点リードで前半を終えた。

第3クォーターに入ると、地力で勝るセルティックスの反撃を受け、残り4分にはジェイソン・テイタムに3ポイントシュートを許し6点差に迫られてしまう。それでも、マックス・クリスティやディアンジェロ・ラッセルがフリースローを獲得して繋ぐと、リーブスの長距離砲も炸裂し、10点リードと押し返して最終クォーターを迎えた。

第3クォーターはなかなかボールが回って来ずにシュートセレクションが悪く、クリスタプス・ポルジンギスにブロックショットを食らうなどオフェンス面で苦戦した八村だったが、最終クォーターをスタートで出場すると、ラッセルとの連携から豪快なダンクをかまし、直後にはコーナースリーをしっかり沈める。その後もトップから長距離砲を射抜き、フリースローも成功させて、最終クォーターだけで10得点を固めた八村の活躍もあり、常に2桁前後のリードをキープしたレイカーズがそのまま逃げ切った。

レイカーズはリーブスが10本中7本の3ポイントシュート成功を含むシーズンハイの32得点を記録し、ラッセルは16得点14アシストのダブル・ダブルを達成。長距離砲は最後まで精度が落ちず、36本中19本成功(52.8%)と高確率だった。

八村はベンチメンバーで最長となる33分のプレータイムで、3本の3ポイントシュート成功を含む16得点8リバウンド4アシストとマルチに活躍。大黒柱2人がいない緊急事態で勝利に大きく貢献した。