アジア特別枠と帰化選手はいずれか1選手のみ、今後の編成に注目が集まる

広島ドラゴンフライズ練習生のチリジ・ネパウェの帰化申請が許可されたことが、10月25日の官報で明らかになった。

南アフリカ共和国出身、現在34歳のネパウェは、208cm122kgのセンター。2015年に熊本ヴォルターズに入団し、その後、仙台89ERSや福島ファイヤーボンズ、新潟アルビレックスBBなどでプレーした。

2022年10月20日に加入した京都ハンナリーズでは5試合に出場。持ち味のフィジカルと高さを生かしたプレーで、平均13.1分出場、2.6得点、3.0リバウンドを記録したが、同年11月21日に退団。12月5日に2021年に所属した広島に練習生として加入している。

Bリーグでは1クラブにつき、アジア特別枠選手・帰化選手のいずれか1選手と選手登録できるレギュレーションを採用している。ネパウェの帰化により、アジア特別枠のカイ・ソット(現在インジュアリーリスト登録中)を擁する広島がどのような編成を選択するかに注目が集まる。