オールスター

文=バスケット・カウント編集部 写真=B.LEAGUE

35の特許テクノロジーを活用、会場を盛り上げる

先週末に富山総合体育館で行われたBリーグオールスターゲーム。オープニングセレモニーの前と第1クォーター終了後に、ファンが参加した『バスケットLIVE』アプリを使ってのバーチャル3Pコンテストが行われた。

スマホのジャイロセンサーを利用し、スマホ本体を軽く振ることでシュートを投じるこのゲームは、誰でも体感的にプレーできるのが特徴。アリーナに詰め掛けた4051人の観客の多くが、笑顔でスマホを振ってプレーに参加した。選手も富樫勇樹(千葉)、大塚裕土(富山)、ジェフ・ギブス(栃木)らがベンチでバーチャル3Pコンテストに挑戦。オールスターゲームの概要発表会見の際にもこのゲームを体験していた3人だが、なかなかスコアは伸びずにギブスが「難しィ!」と頭を抱えるなど苦戦しつつも、観客とともに大いに楽しみながらプレーした。

このバーチャル3Pコンテストを開発したAQUIMO社のマーク・ジェフリー氏とスポヲタ社の家徳悠介氏も来場しており、ファンが夢中で3ポイントシュートを投じる姿を満足そうに眺めていた。ジェフリー氏は言う。「35の特許を取ったテクノロジーが使われています。今のスマートフォンに詰まっているテクノロジーを集結させた、かなり奇抜なゲームになっています。体感的に遊べること、偶然に左右されるのではなくユーザーが自分のスキルを磨くことでハイスコアを出せるゲームになっています」

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他のスポーツのゲームも様々に展開している両者だが、Bリーグとの取り組みは今回が初。「オールスターゲームということで、3ポイントシュートコンテストをモチーフにしました。皆さんが世界でも初めての体験を楽しんでくれたなら私たちもうれしいです」とのこと。

バスケットボールをモチーフとし、新しいテクノロジーを使ったゲームはBリーグの楽しみをより広げてくれるもの。今回のバーチャル3Pコンテストをきっかけに、この取り組みがさらに広がることを期待したい。