B1経験者を多く揃え、B1昇格を目指す

ライジングゼファーフクオカが6月23日、パブロ・アギラール、中田嵩基、ギャビン・ウェア、加藤寿一、寒竹隼人、兒玉貴通、谷口光貴、村上駿斗の獲得を発表した。

スペイン出身のアギラールは204cm104kgのパワーフォワード。バスケ大国スペインでの代表経験も豊富で、ユーロバスケット(欧州選手権)で2003年に銅メダル、2005年に金メダルを獲得と素晴らしい経歴の持ち主だ。スペインやクロアチア、イタリアでプレーした後に、2019-20シーズン終盤から舞台をBリーグに移した。来日1年目は新型コロナウイルスの影響によりシーズンが中断したため1試合の出場に留まったが、その後も川崎ブレイブサンダースで主力として計3シーズンを過ごし、2020-21シーズンにB2の長崎ヴェルカへ移籍した。ビッグマンながら3ポイントシュートも打てる万能性を発揮し、今シーズンは35試合中17試合で先発を務めた。そして、平均23.45分のプレータイムで11.0得点、9.0リバウンド、3.3アシスト、1.9スティールを記録し、長崎の史上最速B1昇格に大きく貢献した。

アギラールはクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「新たにライジングに加わることが出来てとても興奮しています。福岡はとても素晴らしい街で、バスケットボールがしっかり根付いた街でもあります。チームを助けるためにベストを尽くし、チームとしての目標を達成し、福岡の皆さんがバスケットボールを楽しんでもらえるよう頑張ります。ともに良いシーズンにしていきましょう! レッツゴーライジング! レッツゴーフクオカ! 」