インサイドの攻防を制し、後半を47-27と圧倒
B2プレーオフ、長崎ヴェルカvs熊本ヴォルターズの第1戦。ホームの長崎は序盤から高確率で得点を許し、前半を終えた時点で17点のビハインドを背負った。それでも、第3クォーターだけで11得点を固めたマット・ボンズの活躍で6点差に詰めて最終クォーターを迎えると、ボンズの速攻で開始2分で同点に追いついた。その後ボンズがファウルアウトになり追いかける展開が続いたが、1点ビハインドで迎えた残り1分3秒に、パブロ・アギラールのセカンドチャンスポイントで74-73と逆転に成功。そして、狩俣昌也のフリースローでリードを3点に増やし、同点を狙ったテレンス・ウッドベリーの3ポイントシュートが外れ76-73で勝利した。
長崎はボンズとアギラールの2人がダブル・ダブルを達成し、オフェンスリバウンドで18-5、セカンドチャンスポイントで21-5とインサイドの攻防で大きく上回ったことが逆転勝利に繋がった。