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もう一人のビッグマン、ナーレンズ・ノエルの放出を決断か!?
再建を進めるセブンティシクサーズの指揮官、ブレット・ブラウンは、上向かない流れを変えるため、12月14日のラプターズ戦からジョエル・エンビードとジャリル・オカフォーを先発として同時に起用している。エンビードはパワーフォワードにコンバートされ、リム周辺のディフェンスに定評のあるオカフォーがセンターを任せられた。
まだ3試合しか経っていないが、今のところ1勝2敗と負け越し。ただ、エンビードはエルサン・イリャソワとのコンビよりもやり易さを感じている様子。『Philly.com』によれば、ベテランのイリャソワと先発でコンビを組んだ場合、自分が対応しなければいけないスペースが増えると話したという。
エンビードは18日のネッツ戦でフィールドゴール17本中12本成功を含むキャリアハイの33得点を記録し、オカフォーは11リバウンドを挙げ、108-107での勝利に貢献した。
もっとも、この起用法により穏やかではないのが、もう一人のセンター、ナーレンズ・ノエルだ。10月に左ヒザの手術を受けたノエルは、12月11日のピストンズ戦で今シーズン初出場を飾ったものの、16日のレイカーズ戦ではわずか8分の出場に終わったことに不満を募らせた。
試合翌日、ノエルはブラウンと話し合いの場を設けたが、ネッツ戦では指揮官の判断で欠場している。どういう話し合いが行なわれたかは分かっていないが、ノエルは以前からトレード候補として頻繁に取り上げられているだけに、エンビードとオカフォーのデュオが機能する目途が立てば、放出される可能性は否定できない。
エンビードとオカフォーに次ぐ3番手のセンターとなり、プレータイムが減ってしまったノエル。2人以上のパフォーマンスで指揮官の信頼を勝ち取らない限り、トレード候補のポジションは変わらない。