セルティックスに出だしから圧倒され、ここ4試合で3敗目

現地7日、サンズはホームでセルティックスと対戦。チームリーダーで司令塔のクリス・ポールが故障から1カ月ぶりとなる待望の復帰を果たしたが、攻守ともに精彩を欠き98-125と大敗を喫した。

サンズは第1クォーターでフィールドゴールが25本中9本成功(3ポイントシュート8本すべて失敗を含む )とシュートタッチに苦しみ21-31と出遅れた。そのまま第2クォーターに入っても悪い流れを変えられず、セルティックスのジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンの2大エースにこのクォーターだけで計22得点を奪われる。さらに7つのターンオーバーを献上するなど自滅し、前半終了時点で42-69と大きなビハインドを背負うと、後半に入っても劣勢は続き、良いところがなく敗れた。

現地11月7日以来の出場となったポールは、24分3秒のプレーで4得点4リバウンド4アシストに4ターンオーバーと大きなインパクトを残せずに、チームの大敗もあり、ほろ苦い復帰戦となってしまった。

そして、フィールドゴールが17本中6本成功で17得点に終わったデビン・ブッカーは「今日は2敗にカウントされるべき試合だったと感じている。ただ、一つの負けで済んでいるのは良いことだ」と猛省し、敗因は選手たちの低調なパフォーマンスにあると続ける。「戦術を批判することはできない。ローテーションとか、コーチに関するすべてのものも同様だ。チームとして自分たちの姿を鏡で見て、修正しないといけない」

これでサンズは今シーズンの戦績が16勝9敗となった。引き続き西カンファレンス上位をキープしているが、ここ4試合で3敗目と調子が落ちてきている。特に4試合すべてで120失点以上を喫しており、ディフェンス面の立て直しは急務だ。