「最高を超えるダンク」は何気ない遊びから生まれる?

今年2月、トロントで開催されたNBAオールスター。そのメインイベントである『スラムダンク・コンテスト』で一躍その名を全米に広めたマジックのアーロン・ゴードンだ。

あれから数週間、彼が風変わりな練習をしている様子をマジックのTwitterアカウントが紹介している。

練習用コートの壁にボールを投げつけ、バウントしたボールを掴んでダンク。本人は遊びのつもりなのだろうが、ティンバーウルブズのザック・ラビーンとの「至高のダンク対決」を見せられたファンとしては、来年のコンテストに向け準備を始めたのかと思うのは無理もないことだ。

ゴードンと言えば、やはりラビーンとの激闘について触れないわけにはいかない。

2月13日にエア・カナダ・センターで開催された『スラムダンク・コンテスト』のチャンピオンシップ・ラウンド(決勝)に進出したゴードンとラビーン。この両者の対決は、延長ラウンドを含め両選手トータル8本の試技を見せた結果、4本連続50点満点を叩き出したラビーンの勝利となった。

だが、「両選手とも優勝でいいのでは」との意見が挙がったほど、ゴードンのダンクも素晴らしかった。彼のダンクで特に印象的だったのは2本目の妙技だ。

マジックのマスコット『Stuff』にゴール下でボールを持たせると、その頭上を飛び越えながら、受け取ったボールを足の下に通し、そのままワンハンド・リバースダンクでフィニッシュ。『史上最高のダンク・コンテスト』の最優秀助演男優賞は、何気ない練習の中から周囲を驚かせるアイデアを生み出そうとしているのかもしれない。