町田瑠唯

パーカーにWNBA史上最年長でのトリプル・ダブルを達成される

現地5月22日、ワシントン・ミスティクスが昨シーズンの王者、シカゴ・スカイと対戦した。

この日もベンチスタートとなった町田瑠唯は第1クォーター残り5分を切り、8点リードしている場面で出番が回ってきた。ピック&ロールからのピンポイントパスでアシストを決め、ボールプッシュから速攻のチャンスを作り、オフェンスを活性化させた。また、ディフェンスではスイッチから自分よりも15cm以上大きなアリー・クイグリーのアタックを受けるも、しっかりとコースに入り、両手を上げて守ってトラベリングを誘発した。しかし、オールラウンダーのキャンデース・パーカーに得点とアシストを量産され、18-22と逆転されて第1クォーターを終えた。

第2クォーター残り3分に再びコートに立った町田だったが、トラップを受けて苦し紛れのパスをスティールされてしまう。その後、ピックからプルアップシュートを決めたが、スクリーナーに対してのファウルが先にコールされてしまい、町田のシュートはノーバスケットに。後半もバックアップガードとしてコートに立ち、持ち味の球離れの良さを披露したものの、最終クォーターには再びダブルチームをかいくぐれずにパスをカットされてしまい、シュート試投数が0本に終わるなど違いを生み出すことができなかった。

チームもパーカーにWNBA史上最年長(36歳)でのトリプル・ダブル(16得点13リバウンド10アシスト)を達成され73-82で敗れた。町田は12分間の出場で2アシスト1スティールを記録したが、2つのターンオーバーを喫し、2試合連続で無得点に終わった。