写真=Getty Images
先月はじめに父親を殺害されたことが影響か
NBAベテラン選手リチャード・ジェファーソンが、現役引退を表明した。
NBAで17年プレーしたジェファーソンは、Instagramアカウントを登録し、最初の投稿で引退を表明。9月19日に走行中の車から何者かに銃で撃たれて殺害された父親の動画に、以下のメッセージを加えて投稿した。
「初めて投稿するよ!先月、僕は人生を変える2つの出来事を続けて経験した。バスケットボールを辞めること、それから痛ましい形でビッグ・リッチを亡くしたことだ。家族と友人の支えはとてもありがたかった。この動画は、20人くらいを家に招いて父がBBQをした時に撮影されたもの。毎年夏になると、父はBBQを何度かやっていた。たくさんの人が家にやって来て、皆が僕に『ビッグ・リッチはグリルにいるの?』と聞いてくる。父は、昔気質の人間だった。父の歌が聞けなくて残念だ。料理も、部屋中を笑いに包める性格も見れなくなって悲しい。また会う日まで!!!!」
NBAで17年プレーしたジェファーソンは、2016年にキャバリアーズの優勝に貢献。昨シーズンは開幕後キャブズからナゲッツにトレードされ、若い選手が多いチーム内でメンターとしての役割を担った。ここ数年は出場機会も激減していたものの、7年目まで所属したネッツ時代には平均17.4得点、5.4リバウンド、3.0アシストを記録。ジェイソン・キッド、ケニオン・マーティンとともに一時代を築き、2002年と03年のNBAファイナル進出に貢献した。
先月上旬の時点では18年目の現役続行に意欲を見せていたと伝えられていたが、ジェファーソンはコートを去る決断を下した。