ENEOSサンフラワーズ

佐久本新ヘッドコーチ「新生サンフラワーズとして二冠達成に挑みます」

ENEOSサンフラワーズは今日、佐藤清美ヘッドコーチの退任および、2014年からENEOSでコーチを務める佐久本智が新ヘッドコーチに就任したことを発表した。

佐藤ヘッドコーチは2008年にENEOSのコーチを務めると2012年にはヘッドコーチに就任した。ENEOSには14シーズン在籍し、Wリーグ11回(ヘッドコーチとしては6回)、皇后杯13回(ヘッドコーチとしては6回)の優勝に貢献した。また、Wリーグのコーチ・オブ・ザ・イヤーは6度の受賞経験がある。

佐藤ヘッドコーチはクラブを通じて、次のコメントを発表した。「長い歴史のあるチームで14シーズンを戦い、多くの優勝を勝ち得たことは私のかけがえのない財産です。素晴らしい選手・スタッフと出会え、共に戦えて幸せでした。これまで多くのご声援を賜りまして、ありがとうございました」

そして、新たに指揮を執る佐久本ヘッドコーチは沖縄県出身の49歳で、2014年からENEOSのコーチを務めている。また、2019年にはユニバーシアードで女子日本代表のヘッドコーチを務めた経験を持つ。

佐久本ヘッドコーチは「歴代の先輩方が築き上げたENEOSサンフラワーズの素晴らしい伝統を継承しつつ、原点に立ち返り、個々選手にコンセプトを与え、自発的に取り組むチーム作りをしてきます」とコメントし、こう意気込みを語っている。「チームの指揮を執らせていただけることに感謝すると共に、今まで培った経験を活かし、選手・スタッフとコミュニケーションを図りながら、新生サンフラワーズとして二冠達成に挑みます」

また、ENEOSは3名の新人選手が加入したことも発表している。筑波大出身でガードの佐藤由佳、昭和学院出身でフォワードの花島百香、北海道札幌東商業出身でパワーフォワードの真壁あやのが加入した。