ヤニス・アデトクンボ

衝撃のブロックショット「できるだけ高くジャンプしようとしただけ」

現地3月29日、バックスが敵地に乗り込みセブンティシクサーズと対戦。終盤までもつれる接戦となったが、同点を狙ったジョエル・エンビードのゴール下をヤニス・アデトクンボがブロックし、118-116で逃げ切った。

最終クォーターを8点ビハインドで迎えたバックスだったが、アデトクンボが連続得点し、クリス・ミドルトンの3ポイントシュートが決まって、開始3分で逆転に成功した。その後はリードチェンジを繰り返したが、わずかにバックスが試合を優位に進めた。バックスの1点リードで迎えた残り18秒、エンビードの逆転を狙ったミドルシュートが落ち、シクサーズはファウルゲームに。アデトクンボは1投目を成功させるも2投目を落とし、逆転のチャンスが残されたままラストポゼッションに。逆転を狙ったジェームズ・ハーデンの3ポイントシュートは外れるも、エンビードがオフェンスリバウンドを奪取。そのままゴール下でシュートを狙ったが、高速で反応したアデトクンボがブロックショットを見舞い、ギリギリで失点を防いだ。

審判はゴールテンディングと判定し一時は同点とされたが、ビデオ判定の結果、ジャッジが覆り正当なブロックと判断された。ジャンプボールでのリスタートとなったが、残り1.6秒では何もできず、そのままタイムアップを迎えた。

アデトクンボは40得点14リバウンド6アシスト3ブロックというモンスタースタッツを残した。シクサーズのドック・リバースヘッドコーチは試合の勝敗を分けたブロックショットについて「劇的なブロックだった」と語り、敵将ながらもアデトクンボへ賛辞を送った。また、バックスのヘッドコーチであるマイク・ブーデンホルザーも「まさに特別なブロックだった」と称した。

アデトクンボは「本能のままにプレーした。できるだけ高くジャンプしようとしただけ」と、ビッグプレーを振り返っている。22得点9リバウンド7アシストを記録したミドルトンは「ビッグプレーを繰り出す彼を信頼している。彼があのブロックをするとは思っていなかったけど、彼がそれをしても僕たちは驚かない」と語り、ドリュー・ホリデーも「ヤニスがヤニスであっただけ。彼は素晴らしいプレーをして、チームを救ったんだ」と、アデトクンボへの称賛を惜しまなかった。

東カンファレンスは1位ヒートから4位のシクサーズまでのゲーム差が1.5と混戦状態が続いている。今日の勝利で前年度王者のバックスはヒートとのゲーム差を0.5に縮め、単独2位に浮上した。