ケビン・デュラント

ドラモンド「ゲームプラン通りに守れた」

現地3月26日に行われたネッツvsヒートの一戦は、ケビン・デュラントが23得点、セス・カリーが6本中5本の3ポイントシュートを含む17得点、アンドレ・ドラモンドが13得点11リバウンド、カイリー・アービングが11得点を記録し、ネッツが110-95で勝利した。

立ち上がりこそ7-15とヒートにリードを許したが、ネッツはデュラントの連続得点で落ち着きを取り戻し、第1クォーターを27-25で上回った。試合の流れをつかんだネッツは、第2クォーターも着実に得点を決めて40-21で圧倒してリードを拡大。後半も攻守両面でヒートを上回って勝利し、東カンファレンス8位をキープしている。

デュラントは「今日は攻守含めてすべてが上手くいった」と、チームパフォーマンスを振り返った。「今日はフィジカルなプレーができつつ、ファウルをせずに相手を抑えられた。そのおかげでディフェンスが機能していたし、相手の失投を誘うこともできた」

ドラモンドも「ゲームプラン通りに守れた」とチームディフェンスについて語った。「ウチが優れたチームになるにはディフェンスをしっかりさせないといけない。オフェンスに関しては、リーグのベストスコアラーに入る2人(デュラントとアービング)が揃っているから、守備が要になる。それを今日の試合でも証明できた」

第3クォーターには、ドラモンドがスティールから速攻に転じてダンクでフィニッシュするシーンも見られた。ダンクを決める前にヒートのベンチに向かってピースサインをしたドラモンドは「どうしてあんなことをしたのか自分でも分からない。相手に『今から決めるよ』という気持ちだったのかな」と笑った。

ネッツは、次戦で9位のホーネッツと対戦する。ドラモンドは「どの試合も大事という意識でプレーしている。選手全員が危機感を持ってやっている」と話した。

一方、4連敗のヒートは47勝28敗となり、勝率で上回るセブンティシクサーズ(46勝27敗)に首位の座を明け渡した。ポイントガードのカイル・ラウリーは「パニックは起こしていない」とコメントしつつも、「ただ、修正しないといけない箇所があるのは確かだ」と続けた。