サンズ

71試合を終えた時点で球団記録となる57勝14敗

現地3月18日に行われたブルズvsサンズの一戦は、デビン・ブッカーが28得点、ディアンドレ・エイトンが20得点12リバウンド、キャメロン・ペインが15得点7アシストを記録し、計7選手が2桁得点を挙げたサンズが129-102で勝利した。

司令塔のクリス・ポールが右手親指の剥離骨折で戦線離脱中のサンズだが、オールスターブレーク以降にポールが欠場した13試合で9勝4敗と勝ち越している。

ヘッドコーチのモンティ・ウィリアムズは「クリスとブックだけのチームにはなりたくない。試合の重要な場面で、彼ら以外の選手も使いたい。そうすることで、選手たちも経験を積める」と話す。

ブッカーは「誰もクリスの代わりは務まらない。プレーオフでは彼の力が必要」と言いつつ、「それでもチーム全員で戦わないといけない。ペインは得点だけではなくて、チームメートのプレーも演出していて、全員でアタックできている」と続けた。

サンズは、71試合を終えた時点で球団記録となる57勝14敗という戦績を残している。順位も西カンファレンス首位をキープし、同日ホークスに105-120で敗れた2位グリズリーズとのゲーム差も9.0に広がり、リーグ首位確定に一歩前進した。

ブルズ戦後の会見で球団記録を教えられたブッカーは「60勝まであと3勝だから、モチベーションは高い。それに首位を確定できれば、NBAファイナルまでホームコートアドバンテージを得られる。そろそろ気合いを入れる時だからね」と答えた。

一方、スランプが続くブルズはこれで3連敗となり、3月は2勝6敗と苦しんでいる。デマー・デローザンは「これまで良いプレーができていて、今は対戦相手が自分たちに勝とうとして向かってくる。問題を解決する方法を見つけられれば大丈夫だ」と語った。