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ニュージーランド出身のアダムズはMLBにも興味なし!

10月25日、アメリカ国内在住のスポーツファンの多くは、NBA開幕戦、あるいはMLBワールドシリーズをテレビ観戦していたのではないだろうか? 特にクリーブランドの人々は、プレーが止まった瞬間、もしくはコマーシャルの合間にキャバリアーズとインディアンズの試合をザッピングしながら『贅沢な興奮』を味わっていたことだろう。

しかし、サンダーのセンター、スティーブン・アダムズの関心はそこになかった。NBA開幕の夜、彼はキャブズの開幕戦でもなければワールドシリーズでもなく、日本のアニメ『ワンピース』と『ワンパンマン』を見ていたと、『Norman Transcript & CNHI Oklahoma』のフレッド・ケイツ記者に語った。

アダムズは1993年生まれの23歳。同年代の選手と同様、各国のアニメを見て育った世代だ。以前Twitterにも『ワンピース』ファンを公言するような投稿をしている。

大好きなアニメを見てサンダーの開幕戦前日に英気を養ったアダムズは、現地27日に敵地で行なわれたセブンティシクサーズ戦で16得点5リバウンド3スティールを記録し、103-97での勝利に貢献した。彼にとっては日本のアニメがモチベーションの源、あるいは試合前日の緊張をほぐす妙薬なのかもしれない。

シクサーズとの開幕戦では16得点5リバウンド3スティールを記録して、しっかり自分の役割を遂行した。