ジャリル・オカフォ―

写真=Getty Images

NBAでは声がかからず、中国のチームが関心

ネッツからフリーエージェントになったジャリル・オカフォーが、中国リーグのチームと契約する可能性が出てきた。

具体的なチーム名は挙がっていないものの、『Sportando』によれば、中国の数チームがオカフォーの獲得に関心を持っているという。

2015年ドラフト全体3位でセブンティシクサーズから指名されたオカフォーは、1年目の2015-16シーズンに53試合に出場し、平均17.5得点、7.0リバウンド、1.2アシスト、1.2ブロックという及第点以上のスタッツを残した。だが、ルーキーイヤー後半に右ひざ半月板を損傷して離脱すると、ジョエル・エンビードの台頭もあり、2年目の出場機会が減少。3年目の昨シーズンも開幕から安定して出場機会を得られなかったが、昨年12月にネッツへのトレードが成立し、本人が望んだ再スタートが切れると思われた。

しかし、ネッツでもわずか26試合の出場にとどまった。プレータイムもシクサーズ時代とほぼ変わらない平均12.6分しか与えられず、6.4得点、2.9リバウンドでシーズンを終え、フリーエージェントになった。

ヒートが獲得に関心を持っているという噂もあったが、いまだにNBAチームとの契約が決まる見込みはない。

トレーニングキャンプ時期までに移籍先が見つからなければ、中国リーグに移籍し、来シーズン後半戦にNBA復帰の道を模索することになるかもしれない。