ヤニス・アデトクンボ

19得点19リバウンド8アシストの活躍

2月26日に行われたバックスvsラプターズは、ヤニス・アデトクンボとクリス・ミドルトンの活躍もあり、108-97でバックスが制した。

昨シーズンの東カンファレンスファイナルのリマッチを制したバックスはこれで5連勝、直近の20試合で18勝目を挙げた。

ラプターズは第1クォーターに10本中6本の3ポイントシュートを成功させ、さらに第2クォーター序盤にはOG・アヌノビーがアデトクンボのブロックを物ともせずダンクを叩き込むなど12点のリードを奪った。

それでも、バックスは11-1のランを生み出し2点差で前半を終えた。バックスのヘッドコーチ、マイク・ビューデンホルツァーは「第2クォーターの終盤が大きかった。前半は良いプレーができていなかったからね」と、試合後に語った。

勝敗を分けたのは第3クォーターだった。前半は5本中1本しかシュートを決められなかったミドルトンが、第3クォーターで3本中3本を成功させ、バックスが84-71と13点差で第4クォーターを迎えた。

ラプターズのフレッド・バンブリートの4点プレーで101-94と7点差に迫られた場面もあったが、アデトクンボが3ポイントシュートを決め返し、このまま粘るラプターズを振り切った。

19得点19リバウンド8アシストとトリプルダブル級の活躍を見せたアデトクンボは、「前回のトロントでの試合、そのときの気持ちは忘れることはない。今日もそのことが頭にあった」とコメント。昨シーズンのカンファレンスファイナルで敗れ、ファイナル進出を阻まれた悔しさを忘れていなかった。

バックスは11月1日のホームでの対戦に続きラプターズに連勝。両チームの次の対戦は4月1日と3日に行われる。