
レバンガ北海道の市場脩斗が劇的タップショット
10月10日から13日にかけて行われたB1レギュラーシーズン第2節は、レバンガ北海道が広島ドラゴンフライズ相手に連勝、アウェー琉球ゴールデンキングス戦で2連勝を飾った横浜ビー・コルセアーズにファイティングイーグルス名古屋が2連勝するなど、開幕節に続いて熱戦が繰り広げられた。
北海道は12日に行われた広島との第2戦、第2クォーター残り2分30秒で27-59と32点を追う試合展開から、富永啓生やジャリル・オカフォーが得点を積み重ねていき、第4クォーターには富永のディープスリーなどが決まり完全な北海道ペースに。1点ビハインドで迎えた残り7秒、逆転を狙ったオカフォーのシュートは落ちたものの、市場脩斗がリバウンド争いからタップでブザービーターショットを決め、劇的逆転で2連勝を勝ち取った。
下馬評を覆し琉球から2連勝を奪った横浜BCは、ホームで連勝を伸ばしたかったが、FE名古屋のトランジションオフェンスに手を焼くと、ダミアン・イングルスの欠場も響き初戦を落としてしまう。続く第2戦ではイングルスが戦線復帰するも、この試合でもなかなか主導権を奪いきれない。オーバータイムにもつれた試合は、互いに譲らない展開が続くが、FE名古屋の平松克樹が積極的なドライブで得点を奪い、流れがFE名古屋に傾く。横浜BCも安藤誓哉がオフェンスの中心として牽引しようとするが一歩およばなかった。
開幕から連勝を飾った仙台89ERSや、サンロッカーズ渋谷、広島、島根スサノオマジック、佐賀バルーナーズは連勝を伸ばすことができない中で、宇都宮ブレックスは島根に、千葉ジェッツは仙台にともに連勝。開幕からの連勝を伸ばし、無敗をキープするクラブは早くも2クラブのみとなった。
【B1第2節(10月10日)の試合結果】
長崎 76-67 佐賀
【B1第2節(10月11日)の試合結果】
千葉J 99-87 仙台
横浜BC 71-90 FE名古屋
広島 73-94 北海道
茨城 85-79 群馬
宇都宮 101-81 島根
越谷 63-77 A千葉
富山 65-100 川崎
三遠 73-83 SR渋谷
三河 78-79 秋田
名古屋D 85-66 大阪
長崎 85-73 佐賀
琉球 83-68 A東京
【B1第2節(10月12日)の試合結果】
広島 97-98 北海道
千葉J 80-67 仙台
横浜BC 88-91 FE名古屋
富山 88-78 川崎
茨城 56-76 群馬
宇都宮 93-76 島根
越谷 64-75 A千葉
三遠 91-74 SR渋谷
三河 94-76 秋田
名古屋D 87-70 大阪
滋賀 92-71 京都
琉球 82-76 A東京
【B1第2節(10月13日)の試合結果】
滋賀 72-64 京都
【第2節終了時点での順位表】
◆東地区
1位:千葉J(4勝0敗)
2位:宇都宮(4勝0敗)
3位:SR渋谷(3勝1敗)
4位:北海道(3勝1敗)
5位:A千葉(3勝1敗)
6位:群馬(2勝2敗)
7位:横浜BC(2勝2敗)
8位:仙台(2勝2敗)
9位:川崎(1勝3敗)
10位:茨城(1勝3敗)
11位:秋田(1勝3敗)
12位:A東京(0勝4敗)
13位:越谷(0勝4敗)
◆西地区
1位:長崎(3勝1敗)
2位:名古屋D(3勝1敗)
3位:三河(2勝2敗)
4位:琉球(2勝2敗)
5位:広島(2勝2敗)
6位:佐賀(2勝2敗)
7位:島根(2勝2敗)
8位:三遠(2勝2敗)
9位:滋賀(2勝2敗)
10位:FE名古屋(2勝2敗)
11位:富山(2勝2敗)
12位:京都(1勝3敗)
13位:大阪(1勝3敗)