アミン・ヌアは家庭の事情で来日できず、契約解除に

滋賀レイクスは7月21日、アミン・ヌアからの申し出により違約金を含む条件付きでの契約解除成立と、トーマス・ウィンブッシュとの2025-26シーズンの選手新規契約が決定したことを発表した。

滋賀は6月23日にヌアと契約締結をしていたが、契約締結後に家庭の事情で来日が困難であると、ヌア側から申し出があり解決策を模索するも、解決に至らず契約解除となった。

ヌアの抜けた穴を埋めるべく契約したのがウィンブッシュだ。アメリカ出身、201cm91kgのスモールフォワード兼パワーフォワードで現在31歳。ヨーロッパを中心にプレーをした後、2023-24シーズンに川崎ブレイブサンダースへ加入して全60試合に出場、平均13.3得点、3.9リバウンドを記録していた。昨シーズンは、サウジアラビアとレバノンでプレーをしていた。

眞庭城聖ゼネラルマネージャーはクラブを通じて以下の通り説明している。「開幕ロスターの決定をご報告した直後で期待を裏切ることとなってしまったことに心よりのお詫びを申し上げます。移籍市場も終盤に差し掛かっていくこのタイミングでこの問題を長期化させることは代わりの優秀な外国籍選手を確保する上でも懸命ではないと判断し、ヌア選手との契約を解除する決断に至りました。契約解除に伴う補償については、引き続き選手サイドと協議を行っているところです。ウィンブッシュ選手には、このような緊急事態の中で滋賀レイクスとの契約を決断してくれた心から感謝し、熱く歓迎したいと思います」

ウィンブッシュは「また日本に来られることになり本当に嬉しいです。 前回、家族と日本に来た時も最高でしたが、新しいチームと一緒にまた素晴らしい時間を過ごせる確信があります！」とコメントしている。

■滋賀2025-26シーズンロスターの契約状況（2025年7月22日9時時点）
【継続】岡田泰希、游艾喆、西田陽成、野本大智、常田耕平、大庭圭太郎、田原隆徳、江原信太朗、長谷川比源、市岡ショーン
【新規契約】ライアン・クリーナー（レバンガ北海道より移籍）、ザック・オーガスト（シーホース三河より移籍）、トーマス・ウィンブッシュ（レバノン、ベイルートクラブより移籍）
【契約解除】アミン・ヌア