ベンチポイントで70-16と圧倒したのが大きな勝因
ペイサーズは現地1月1日、アウェーでバックスと対戦。大黒柱タイリース・ハリバートンの活躍に加え、ベンチメンバーが大暴れし122-113で勝利を収めた。
ペイサーズは試合の立ち上がりからオフェンスが機能せず、5-19と大きく出遅れてしまう。しかし、ハリバートン、ベネディクト・マサリンへの活躍で25-32と追い上げて第1クォーターを終える。その後は一進一退の攻防が続いたが、第4クォーター残り5分半101-101の同点から連続8️得点でペイサーズが抜け出す。
その後は要所でディフェンスを踏ん張り、リードを守り切ったペイサーズ。今シーズン18勝14敗のペイサーズにとって、バックスのホーム連勝を15で止める価値ある勝利となった。
26得点11アシスト9リバウンドと、トリプル・ダブルまであと一歩のハリバートンに加え、目立ったのはベンチメンバーの活躍ぶりだった。
マサリンが25得点13リバウンド、アイザイア・ジャクソンが18得点9リバウンド、TJ・マッコネルが16得点9アシストを記録。バックスにベンチポイントで70-16と大差をつけたことが、3ポイントシュート35本中わずか5本成功と長距離砲が不発な中でも難敵を撃破する原動力となった。
ハリバートンは「僕たちには貢献できる選手がたくさんいる」と選手層に自信を見せる。「これこそ僕たちの一番良いところだ。先発メンバーが活躍する試合もあれば、今夜のようにスタートで出遅れた時、ベンチメンバーがチームを目覚めさせてくれる」
今日の勝利でペイサーズは、今シーズンの対バックス戦を3勝1敗と勝ち越している。優勝候補を相手に大きな自信となる結果だが、ハリバートンは「バックスは何年も優勝争いをしているチームだ。僕たちは上り調子だけど、その域には達していない」と、慢心はない。
「グループとして彼らを尊敬している。(バックスとの関係を)ライバルと呼ぶことはできない。でも僕たちはどんな相手にも向かっていく。彼らとは1年の間、何度も対戦しており、戦う準備はできている」