3試合続けて30得点超えと好調のブッカー
現地1月17日にスパーズの本拠地で行われたスパーズvsサンズの一戦は、デビン・ブッカーがシーズンハイとなる48得点を記録したサンズが121-107で勝利した。
サンズは昨日のピストンズ戦に続いての試合だったが、ブッカーは第1クォーターだけで18得点を記録。しかし、チームでバランス良く得点を重ねるスパーズを突き放すことができず、第3クォーター終了時点で87-91とサンズがビハインドを背負った。それでもサンズはキャメロン・ペインのレイアップと3ポイントシュート、そしてブッカーの3ポイントシュートにより最終クォーター開始1分で逆転に成功。その後、残り約9分からの3分半で12-2のランを決めたサンズが、第4クォーターを34-16と圧倒して4連勝をマークした。
48得点を挙げて勝利の立役者となったブッカーは「敵地で爪痕を残したい」と語ると「スパーズのことは最大限にリスペクトしている。相手がサンアントニオで強いのも知っていたから、最初からアグレッシブにプレーしたかった」と続けた。
3試合続けて30得点超えと好調のブッカーについて、クリス・ポールは「シュートを決め続けている。彼の調子が良いのは、きっとチームの姿勢に関係していると思う」と話した。「ウチはお互いの成功を支え合っているし、チームのみんなが良いプレーをするところが見たいんだ。彼の調子が良い時には全員でボールを預ける。その上で、みんなで正しいプレーを選択できている。ウチにとって一番大事なのは試合に勝つことだからね」
こうポールがブッカーを称えれば、ヘッドコーチのモンティ・ウィリアムズは「クリス・ポールがいることで得られる利点は多い」と語った。「クリスは試合展開を読める選手で、ブックを使うセットを組み立てられる。今日のブックのように乗っている選手がいたらボールを預けるべきで、スペースを作り出してあげないといけない」
サンズはブッカー以外にも、ポールが15得点12アシストを記録。先発センターのディアンドレ・エイトンは負傷により欠場したが、ビスマック・ビオンボがベンチから17得点14リバウンドの活躍で穴を埋めた。