ルーキーのジョナサン・クミンガがベンチから25得点の活躍
現地1月14日に敵地で行われたバックスとの試合で前半に39点のビハインドを背負い大敗を喫したウォリアーズは、その翌日にシカゴでブルズと対戦し、138-96で快勝した。
集中力を切らさなかったウォリアーズは78-47で前半を折り返すなど昨日とは真逆の展開でブルズを圧倒し、早々に勝負を決めた。
一夜にして別人のようなパフォーマンスを見せたウォリアーズは、東カンファレンス首位を相手に今シーズン最多得点差での大勝利を記録。直近5試合で4敗を記録するなど苦しい時期を迎えていたが、ブルズ戦での快勝により再び上昇気流に乗れるかもしれない。
この日はドレイモンド・グリーンが負傷欠場し、復帰したばかりのクレイ・トンプソンにも休養が与えられた中、ベンチから出場したルーキーのジョナサン・クミンガが25分の出場でフィールドゴール12本中10本の25得点3リバウンド3アシストでオフェンスを引っ張った。
クミンガは「オールラウンドな選手になりたいと思って努力している」と試合後の会見で語った。「チームのみんなをプレーに絡めたい。これは5人でプレーする競技で、一人でやるものではないし、周りの4選手が僕を助けてくれる」
先発出場して22得点5アシストを記録したジョーダン・プールは、クミンガについて「彼は落ち着いていたし、普段から決めているシュートをきっちり成功させていた。25分のプレータイムで25得点はすごいこと。彼を誇りに思う。これからも活躍してもらいたい」と称えた。
19得点を記録したステフィン・カリーは「NBAのシーズンでは、選手とチームが試される」とコメントしている。「勝敗に一喜一憂せず、適切な意識を持って臨まないといけない。優れたチームなら、大抵は好成績を残せるし、壁にぶつかっても挽回できる。チームが見せた反応は素晴らしかったと思う。ディフェンスでのプレッシャーも良かったし、前半のターンオーバーがわずか2回だったのも良かった。みんなが自信を持ってプレーできていた。今日のようなプレーをこれからも続けていきたい」