ダリアス・ガーランド

ジャズ戦でキャリア初のトリプル・ダブルを記録

現地1月12日、キャバリアーズは敵地でジャズと対戦した。58-52とキャブズがリードして迎えた後半、この試合でキャリアハイの23得点を挙げた2年目のラマー・スティーブンズが第3クォーターだけで3ポイントシュート1本を含む15得点をマーク。第3クォーター終了の時点でリードを20点に広げたキャブズが111-91で勝利した。

キャブズはスティーブンズを含む先発メンバー全員と、ベンチから出場したケビン・ラブが2桁得点を記録。中でも司令塔のダリアス・ガーランドは11得点に加えてともにキャリアハイの15アシスト10リバウンドを記録し、自身初のトリプル・ダブルを達成した。ガーランドは第3クォーター終了の時点で11得点10リバウンド11アシストとトリプル・ダブルを達成しており、これはキャブズ所属の選手にとってレブロン・ジェームズ以来の記録だという。

ガーランドは試合後「いい気分だよ。初めてのトリプル・ダブルだから興奮したね」と笑顔でコメント。そして、こちらもキャリアハイとなった15アシストについては「僕はバスケットをしているだけだから、チームメートとコーチのおかげだ」と語った。「チームメートがシュートを決めてくれるから僕がオープンになる。だから僕もみんなをオープンにしてあげるんだ。この調子でこれからも勝利を重ねていきたい」

今シーズンのガーランドは平均19.1得点、3.2リバウンド、7.6アシストと、キャリアハイを更新するパフォーマンスでチームを牽引している。この日対戦したジャズのドノバン・ミッチェルは「ダリアス・ガーランドはオールスターゲームに出場するべき選手だ。今日みたいにシュートが上手くいかなくても、彼が試合で与えたインパクトを見ただろ? 彼がやっていることはネクストレベルだよ」とガーランドを称えた。

ベテランのリッキー・ルビオをケガで失ったキャブズだが、現在24勝18敗でプレーオフ圏内をキープしている。ガーランドがこの調子でチームを牽引できるかどうかがプレーオフ進出に向けて鍵となりそうだ。