ジョエル・エンビード

シクサーズの選手ではチェンバレンとアイバーソン以来の快挙

現地1月10日に行われたセブンティシクサーズvsロケッツの一戦は、ジョエル・エンビードが26分の出場で31得点8リバウンド6アシストの大活躍を見せ、シクサーズが111-91で勝利した。

7連勝と好調のシクサーズを支えているのはエースであるエンビードで、彼は7試合続けて30得点超えを達成した。シクサーズの選手で7試合連続30得点超えをしたことがあるのはウィルト・チェンバレン、アレン・アイバーソン以来となり、エンビードを含めても3選手しか成し遂げていない快挙だ。

エンビードは「チームの勝利に貢献しつつ、史上最高の選手に数えられるくらいのことをやろうと思っていて、それだけ高い基準を維持したい」と語った。「チームが勝てているのが何より。チームが勝つには、毎試合で自分が結果を出さないといけない」

チームメートのマティース・サイブルは「対戦相手が気の毒になるくらい」と絶好調のエースについてコメントしている。「ジョエルと同じチームで助かっているよ。彼を止める方法なんてない。ジョエルは最近の試合でプレーメークも担っていて、それで相手チームのダブルチームを攻略している。対戦相手がどういう風に彼のプレーを分析しているのかは分からないけれど、楽しい仕事ではないだろうね」

指揮官のドック・リバースは「苦戦しているチームとの試合で、ウチも多くの離脱者を抱えている。そういう場合、しくじることは許されない。ジョーは試合開始から気合が入っていた」と、エンビードを称えた。

チェンバレンもアイバーソンも、球団記録となる8試合連続30得点超えをマークしている。現地12日のホーネッツ戦では、チームの連勝もさることながら、エンビードがレジェンド2人と肩を並べられるかにも注目したい。