ケビン・デュラント

51得点は今シーズンのリーグ最多得点に

現地12月12日に行われたネッツvsピストンズの一戦は、ケビン・デュラントが今シーズンのリーグ最多となる51得点の大活躍でチームを引っ張り、116-104でネッツが勝利した。

2017年にオープンしたピストンズの本拠地、リトル・シーザーズ・アリーナでの最多得点は、2018年にブレイク・グリフィンが記録した50得点で、デュラントはそれを上回る51得点を記録。試合後の会見でその記録を知ったデュラントは「ブレイクの記録を更新できてうれしい。でも、ここはまだ新しい会場だから、すぐに誰かに抜かれてしまうよ」と笑った。

10本中5本の3ポイントシュート成功を含むフィールドゴール31本中16本、フリースロー15本中14本を成功させたデュラントは、「ジェームズ(ハーデン)もポール(ミルサップ)もいなかったから、普段より得点を決めないといけないと思っていた」と、ハーデンとミルサップが欠場したため、オフェンスで普段以上に貢献する必要があると感じていたという。

この日は第4クォーターの失点をわずか13に抑えるなど、終盤に見られた堅い守りも勝因の一つだ。デュラントは「守備のおかげで勝てる。良いディフェンスができれば、オフェンスでの自由度が増す。攻守両面でチームのトーンを作る役割の僕のプレーに、すべてかかっている」と答えた。

ネッツは次戦からホーム5連戦(ラプターズ、セブンティシクサーズ、マジック、ナゲッツ、ウィザーズ)という日程をこなす。デュラントは「ジェームズとポールにも復帰してもらいたいし、ホームを守らないといけない。ここで勝って、レギュラーシーズンで勢いに乗っていきたい」と意気込みを語った。