ドノバン・ミッチェル

ゴベア、ミッチェル、イングルズ、ターナーに退場処分

現地11月11日にソルトレイクシティで行われたペイサーズvsジャズの一戦は、ペイサーズが111-100で勝利した。

この一戦では試合結果よりも、マイルズ・ターナー、ルディ・ゴベア、ドノバン・ミッチェル、ジョー・イングルズに退場処分が科された小競り合いが話題になってしまった。

第4クォーター残り4分、ターナーとゴベアがゴール下でのマッチアップでもつれて転倒。すると、立ち上がった2人は言い合いから押し合い、そしてつかみ合い、両軍入り乱れての小競り合いに発展した。ゴベアとターナー以外にも、チームメートを守ろうとしたイングルズ、そしてヒートアップしたミッチェルにも退場処分が科されてしまい、事実上この時点でリードを2桁に広げていたペイサーズの勝利はほぼ確定となった。

怒りが収まらないゴベアは、試合後の会見で「もう試合中に喧嘩するようなフリをするのは止めよう」とコメント。「試合中に殴り合いの喧嘩になんてならないのは、僕たちが一番分かっている。すぐに20人もの警備が間に入ってくるのだから。それでも喧嘩したいと言うのなら、コートの外で警備のいないところでやろう」と続けた。

「今回の件は回避できた」と語ったミッチェルは、この試合を担当した審判が序盤から接触に対する判定の線引きが明確ではなかったと主張した。彼はリーグからの罰金処分を覚悟の上で、審判に対して次のように語っている。「僕もファウルされるし、相手もファウルを受ける。そうなると、互いに身体をぶつけ合うようになってしまう。その結果、今日のように起こるべきではない状況に悪化してしまう」

「試合序盤に基準を明確にすべきだ。そうすれば今日のようなことは回避できた。クォーターごとに悪化するような状況さえ作っていなかったら、今日みたいにはならなかった」