バスケットボールのニュースを分かりやすく伝えることをコンセプトにし、月曜日と金曜日の週2回お届けする『トークルーム』。
以前のトークルームで、今シーズンのNBAではルール変更の結果、フリースローの獲得本数が激減したという話をしましたが、今シーズンのNBAで変わったのはルールだけではなく、公式球もスポルディング製からウイルソン製へ変わりました。その結果、シュート確率を落としているトップ選手が続出しているので、彼らの確率の変動とともにコメントを紹介しています。
最も影響を受けているのがトレイルブレイザーズのデイミアン・リラードで、3ポイントシュート成功率は21.7%と極端に下がっています。平均得点も17.8得点と大きく下がり、ルーキーイヤーも合わせて、今のところキャリアワーストという状況です。
また、サンズのスコアラーであるデビン・ブッカーも苦労し、「ボールごとに感触が違う」と、新しい公式球への不満を訴えていました。ボールの違和感を訴える選手は他にもいて、クリッパーズのポール・ジョージも「スポルディング製と同じタッチじゃない」と話し、セブンティーシクサーズのジョエル・エンビードも「ボールが違うんだ。まだ良い感触をつかめていない」とコメントしています。
このままボールの不満を訴える選手が増加したら、公式球の変更なんてこともあるかもしれませんね。シュートが入ったほうが盛り上がるので、まずはシュートタッチの向上に期待です!