写真=Getty Images
3ポイント多投スタイルに「ちょっとした調整が必要なだけ」
昨シーズンのプレーオフでウォリアーズをあと一歩のところまで追い詰めたロケッツは、今シーズンこそNBAファイナルに勝ち進むため、オフに補強を進めてきた。
このオフに獲得した選手で最も注目されるのは、カーメロ・アンソニーだ。全盛期と比べれば衰えは見られるが、キャリア初優勝が可能な環境を手にし、モチベーションは近年で最も高いはず。カーメロに関して、起用法ばかりが取り沙汰されているものの、何よりも大事なのは、彼が加わったチームがケミストリーを構築できるかどうかだ。
現在ロケッツはトレーニングキャンプを前に、選手だけのミニキャンプをバハマで張っている。セカンドユニットに欠かせないシューターのエリック・ゴードンは、『Fox 26』に「今回のキャンプは大いに役に立つ。大事なのは、全員が一つの目標を持つことで、お互いを知ること。良いケミストリーを構築するチームが、良い結果を残せるものだからね」とコメント。
また、3ポイントシュートを多用するチーム戦術にカーメロが適応できるかどうかについても、こう答えた。「彼の準備は整っているよ。身体も仕上がっている。ただ、これまでより多く3ポイントシュートを打つようになるから、ちょっとした調整が必要なだけ。昨シーズンのクリス(ポール)が3ポイントシュートを打つのに対応した時のようにね。今シーズンのチームは、すごく良いと思う」
ロケッツは、カーメロが打倒ウォリアーズを果たす『ラストピース』になれると期待している。数週間後から始まるトレーニングキャンプを経て、プレシーズンで明らかになる新チームの形を楽しみに待ちたい。
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— Chris Paul (@CP3) 2018年9月6日