アドマイティスHCは「ディフェンスでの勝利」を強調
2月7日、東地区2位の千葉ジェッツと2ゲーム差でそれを追うアルバルク東京が激突した。千葉Jは富樫勇樹、田代直希、金近廉、ディー・ジェイ・ホグ、ジェフ・ギブスが、A東京は小酒部泰暉、安藤周人、マーカス・フォスター、ライアン・ロシター、セバスチャン・サイズがそれぞれ先発を務めた。
最初に主導権を握ったのはアウェーのA東京。ピック&ロールから確実にズレを作ると、抜群のスペーシングでプレーし、フリーのシュートシーンを次々と作っていく。その結果、8本中5本の3ポイントシュートを成功させ、23-20とリードする。
その後もA東京はハーフコートバスケットが機能し、さらにトランジションも炸裂。攻守が噛み合い、リードを2桁に乗せてオフィシャルタイムアウトを迎えた。流れを変えたい千葉Jはゾーンディフェンスに切り替えるも、コミュニケーションミスからフリーの3ポイントシュートを許してしまう。オフェンスでも連携プレーは機能したが、最後のフィニッシュを決め切れずに得点が伸び悩んだ。それでも、オールコートプレスからターンオーバーを誘発し、ディー・ジェイ・ホグが粘ってゴール下で得点すると、さらにホグは自身のオフェンスリバウンドから3ポイントシュートを射抜いて追撃。7-0と走って41-44まで詰めて前半を終えた。
後半に入ると、千葉Jが前半の良い流れを継続。連続で長距離砲を沈めると、クエンティン・ミロラ・ブラウンのフリースローで、開始3分弱で逆転した。その後は互いにディフェンスがオフェンスを上回る、守り合いの様相に。ドライブに対して最後までシュートチェックに行き、ヘルプも寄せていくことでフィニッシュがなかなか決まらない。それでも、連動したチームバスケットからミスマッチを起点にし続けたA東京がじわじわと点差を広げ、65-57で最終クォーターを迎えた。
その後、フォスターがスピードのミスマッチからミドルシュートを沈め、A東京が開始約1分半で再びリードを2桁に乗せる。それでも千葉Jはリトル、原が連続で3ポイントシュートを沈めて追撃すると、残り1分29秒にリトルの得点で1点差まで詰め寄った。そしてサイズにフリースローを決められて3点差にされるが、残り4秒にリトルがフリースローを獲得。1本目を決めて2本目をわざと外し、ホグがリバウンドをもぎとるが、同点を狙ったシュートが外れ73-75でタイムアップを迎えた。
A東京はフォスターがチームハイの21得点を記録し、サイズが18得点、ロシターと小酒部がそれぞれ13得点で続いた。デイニアス・アドマイティスヘッドコーチはディフェンスの勝利を強調し、最後にファウルゲームを選択した理由を明かした。
「オフェンスで良い形を作り、レイアップやオープンショットを放ちながらもリングに嫌われる時間帯がありました。多くのチームはそこでディフェンスの集中力を切らしてしまいます。しかし、私の選手たちはあきらめませんでした。特に第4クォーターのディフェンスは素晴らしく、最後まで激しく戦い続け、1つのディフレクション、1つのリバウンドをもぎ取ったことが、今日の勝利に繋がったと感じています」
「3ポイントシュートを決められる選手が数多くいたので、ファウルで止める選択をしました。2本のフリースローの中で1本目をまず決めることが必要。2本目を外して、そのこぼれ球でもう一本シュートを決めて、ようやく同点です。3ポイントを打たれて入るか入らないかという駆け引きよりも、こっちを選択しました。今日は吉と出て、勝利できてよかったです」
