八村塁

ブラッドリー・ビールが4試合ぶりに復帰

レギュラーシーズン最終戦、ウィザーズはホームでホーネッツを迎え撃った。

八村塁は得意のミドルシュートで先制点を挙げ、前半だけで11得点を記録する活躍を見せたが、4試合ぶりに復帰したブラッドリー・ビールの調子が上がらず、ウィザーズは前半を4点ビハインドで折り返した。

第3クォーターに突き放され、最終クォーターを11点ビハインドで迎えたウィザーズだったが、ラッセル・ウェストブルックとビールが調子を取り戻し反撃を開始。ビールはこの大事な時間帯で13得点を固め、チームハイの25得点を獲得。ウェストブルックは最終クォーターにフル出場し、8得点3アシスト3リバウンドでチームを牽引した。

ウィザーズはロビン・ロペスがインサイドで加点し、イシュ・スミスも攻守で奮闘するなどロールプレーヤーの活躍もあり、逆転に成功した。1ポゼッション差を争う接戦となったが、残り13秒、逆転を狙ったデボンテ・グラハムの3ポイントシュートが外れ、ビールがフリースローを獲得。これを2本とも成功させたウィザーズが115-110で勝利した

最終クォーターには逆転の3ポイントシュートを沈めるなど、貴重な働きを見せた八村は34分間の出場で16得点6リバウンド1スティールを記録し勝利に大きく貢献。ウェストブルックは23得点15リバウンド10アシストを記録し、今シーズン38回目のトリプル・ダブルを達成して、レギュラーシーズンを締めくくった。

今日の勝利でウィザーズは34勝38敗とし、ホーネッツとペイサーズを上回り東カンファレンス8位に浮上。現地18日に行われるプレーイントーナメントでは7位のセルティックスと対戦し、プレーオフ進出を狙う。