ケンバは膝の問題を抱え、フォーニエはコロナ感染とトラブル続き
セルティックスはジェイレン・ブラウンが左手首のケガで今シーズンの残り期間を欠場することを発表した。手首の痛みは以前から抱えており、ブレイザーズ戦の終了間際にチームメートのジェイソン・テイタムと衝突した足首の捻挫も重なって直近の3試合を欠場していたが、手首を手術することになった。
セルティックスはここまで35勝33敗、東カンファレンスの7位と伸び悩んだままシーズン終盤戦を迎えている。それでも平均26.3得点のテイタムと24.7得点のブラウンと両ウイングは安定して結果を残しており、ベテランのケンバ・ウォーカーが復調し、シーズン途中に加入したエバン・フォーニエもチームにフィットし始めたことで、プレーオフではまた違ったチームになることが期待されていたが、ブラウンの戦線離脱は大きな痛手となる。
このままだと7位でプレーイン・トーナメントを戦うことが濃厚だが、状況はさらに厳しくなったと言わざるを得ない。膝に爆弾を抱えたケンバのプレータイムは長くならざるを得ないし、2年目のロミオ・ラングフォードやルーキーのアーロン・ネスミスにも相応の活躍が求められる。
ブラウンがルーキーだった2016-17シーズンから4年で3回のカンファレンスファイナル進出と安定した成績を残していたセルティックスだが、今回ばかりは厳しい。ブラウンの穴は誰か一人のステップアップでは埋められない。ベテランから若手までが良いコンディションを維持し、チームがよりまとまる必要がある。