マイカル・モルダー

「大事な場面で良いパフォーマンスを発揮したい」

ステフィン・カリーの調子が向上するとともに順位を上げてきたウォリアーズが、現地5月6日にホームでサンダーを118-97で下し、西カンファレンスの8位に浮上した。

カリーは34得点7アシストと好調を維持。この日はマイカル・モルダーがベンチから出場してキャリアハイとなる7本(13本中)の3ポイントシュートを含む25得点を挙げ、アンドリュー・ウィギンズも18得点7リバウンド、ドレイモンド・グリーンも5得点9リバウンド9アシストを記録し、勝利に貢献している。

モルダーは「以前よりもプレーの実行度という点でレベルアップしている。今日は特にオフェンスが良かった」とコメント。「チームメートの位置が見えているし、お互いが得意としているスポットを把握できている。速いペースでやれていて、良いリズムでプレーできているよ」と好調の要因を語った。

8位のウォリアーズはレギュラーシーズン残り5試合となり、11位のペリカンズとは3.5ゲーム差のため、今後著しく勝率を落とすことがない限りは、ウォリアーズのプレーイントーナメント進出は固い。

モルダーはキャリア初のプレーオフについて「幼い頃からずっと自分がプレーする姿を想像してきた」と語る。「父と夜遅くまでプレーオフシリーズをテレビで見ていた。どの選手だって、高いレベルで競い合えるプレーオフでやりたいと思っているよ。ただ、今は自分たちのベストを求めてやっているところ。大事な場面で良いパフォーマンスを発揮したい。僕個人は、とても楽しみにしている」

ホワン・トスカーノ・アンダーソンは「ウチは30番頼み。それは言わなくても周知のこと」と、カリーへの信頼を言葉にした。「自分たちが点を決められるかは彼にかかっている。でも、ステフだって人間。調子が良くないことだってあるから、僕たちがシュートを決めないといけない試合もある。プレーオフを前にしてチームは噛み合ってきているから、この調子を維持したい」