アンソニー・エドワーズ

カーメロとマッチアップの際には、あのセレブレーションポーズを披露

ティンバーウルブズは現地3月14日にトレイルブレイザーズと対戦し、114-112で勝利した。

この試合ではブレイザーズのエース、デイミアン・リラードが38得点を挙げたが、それに対抗したのが2020年のドラフト全体1指名でウルブズに加入したルーキーのアンソニー・エドワーズだ。

エドワーズは第1クォーターこそ2得点に留まったが、その後はクォーターごとに得点を増やし、キャリアハイの34得点と4リバウンド2アシストを記録。特に38-40と拮抗した第4クォーターでは3ポイントシュート3本成功を含む13得点を挙げ、勝利に貢献した。

76-72で迎えた最終クォーター、エドワーズはカーメロ・アンソニーとのマッチアップの際に3ポイントシュートを沈めると、カーメロのセレブレーションポーズを披露。試合後にエドワーズは「あれはメロのためにやったものだよ(笑)。初めてマッチアップした時に、彼に3ポイントシュートを決められて、あのポーズをやられた。僕はそれを覚えていたから、仕返ししようと思っていたんだ」と笑顔で語った。

3ポイントシュートだけでなく、最終クォーターにはドリブルでディフェンス数人をかわしてからのダンクシュートを沈め、チームに勢いを与えた。エドワーズは最終クォーターでの活躍について問われると、ルーキーとは思えないほどの頼もしいコメントをした。「自分のプレーが良くても悪くてもビッグタイムにシュートが必要な時は、ボールを持っていたい。それが僕のスタイルだし、今日はそれが上手くいった。仲間にも『僕にボールをくれ、そして邪魔しないで』と伝えたんだ」

また、試合後にはリラードからメッセージ入りのジャージーをもらったという。エドワーズは「メッセージは僕に送られたものだから、誰にも言わないよ。僕はデイムが大好きだし、ああいうプレゼントは明日への活力になる」とうれしそうに語った。

ジャージーに書かれた言葉は明かされなかったが、リラード自身もTwitterでエドワーズに対して「成長を続けろ! 未来は本当に明るい」とのコメントを送っている。