レブロン・ジェームズ

「毎試合でMVPになれるようなプレーをすることが、僕のモットー」

昨シーズンのNBA王者であるレイカーズは、24勝13敗の西カンファレンス3位で今シーズンの前半戦を終えた。しかし、アンソニー・デイビスがアキレス腱の負傷により欠場し、ポイントガードのデニス・シュルーダーも新型コロナウイルスの健康安全プロトコルの対象となり欠場したことから、2月には今シーズン初の4連敗を喫した。

レブロン・ジェームズは「最近は負傷者が相次いだし、コロナの影響で試合に出られない選手も多かった。でも、今の順位は気に入っているよ。黒星があるから好きではないけどね」と前半戦を振り返った。現在36歳のレブロンは、チームが苦しい状況の時も孤軍奮闘し、ここまで36試合に出場して平均プレータイム34.6分(チーム1位)、8.0リバウンド(同2位)、7.8アシスト(同1位)、1.1スティール(同2位)を記録し、チームを救ってきた。

それでも、レイカーズは連覇に向けてトレードデッドラインの3月25日までに、アンドレ・ドラモンドやデマーカス・カズンズ、PJ・タッカーなどを獲得するのではという噂もある。そのことを記者に問われると、レブロンは「ロスターに関しては僕が考えることではない」とコメントした。「今いるメンバーでより良いバスケットをしなければいけないし、僕はみんなを信じている。このチームが好きだし、健康な状態で全員が揃った時のウチは、世界中の誰を相手にしても競うことができる」

チームのポテンシャルに自信を持つレブロンは、明日から始まる後半戦に向け、このように意気込んだ。「前半戦は良い順位で終えることができた。シーズン後半戦が楽しみだし、楽しい後半戦になると思うよ。それに僕たちは目指すべき場所に戻るために、燃えているからね。ここからはプレーオフに向けて一気に突き進む。個人的には試合で勝つためにも、毎試合でMVPになれるようなプレーをする。それが僕の仕事だし、NBAでプレーし始めた時からの僕のモットーなんだ」