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ハーデン中心のミニキャンプは昨年に続き2回目
ジェームズ・ハーデンを中心とするロケッツは、西カンファレンスの上位争いに食い込めるだけの力を持ったチームだ。にもかかわらず、ここ数年はハーデンとドワイト・ハワードの不仲が取り沙汰されることばかりが目立ち、昨シーズンは何とか西の8位を確保し、プレーオフに滑り込んだ。
2大エースとして機能しなかったハワードは、地元アトランタを本拠地とするホークスに移籍。ロケッツは、アップテンポなオフェンスを好むマイク・ダントーニを新たな指揮官に任命し、ハーデンを中心にチームを再編成して再浮上を図ろうとしている。
そんな中、ハーデンが来週、マイアミで選手のみのミニキャンプを行なうことが『Fox 26 Houston』に報じられた。
ハーデン中心のミニキャンプは昨年に続いて2度目。今回のキャンプにも参加予定のコーリー・ブリューワーは「ジェームズは、とにかく何でもこなしてくれる。彼は、チームのリーダーになることを希望しているんだ」と語った。
「彼こそフランチャイズプレーヤー。延長契約も結んだのだから、彼のチームだよ。チームが優勝するため、正しいと思うことをしてくれている」
ブリュワーの他にも新加入エリック・ゴードンが参加の予定。NBAを代表する『個性派』ハーデンを筆頭に、ロケッツは再び頂点を目指す。
ハワードの退団により新スタートを切るロケッツ。ハーデンのリーダーシップがこれまで以上に求められる。