ジミー・バトラー

キャリアハイのストゥルースを称賛「どれだけ努力しているか知っている」

主力の離脱による影響もあり、昨シーズンのファイナリストであるヒートはスタートダッシュに失敗した。しかし、リーダーのジミー・バトラーが新型コロナウイルス健康安全プロトコルの対象から外れて復帰してから徐々に調子を上げ、現地11日にはロケッツを101-94で下して4連勝をマークした。

この試合でトリプル・ダブル(27得点10リバウンド10アシスト)を達成したバトラーは、試合後の会見で「自信が増している」と語り、復調の手応えを感じている。「やるべきことは分かっているし、それができる選手が揃っている。チームとしての力もある」

バトラーは、8本中5本の3ポイントシュートを成功させてキャリアハイの21得点を記録したマックス・ストゥルースを称賛した。「マックスには、いつだってパスを受けたら『シュートを打て』と言っているんだ。日々の練習で彼がどれだけ努力しているか知っているし、目にしている」

この日の勝因の一つには、ロケッツをわずか10点に抑えた第3クォーターのディフェンスが挙げられる。バトラーは、チームの守備について「(第3クォーターで)チームの力を示せた。どういうプレーが可能かを証明できた。ただ、もっと頻繁に同じようなプレーが必要。できることなら相手のシュートをすべて防ぎたい。今日は守備を生かすことができた。良かったね」」とコメント。

また、「ロケッツも、普段なら決めるようなシュートを外しただけだから、大きなことを言うつもりはないよ」と、相手に対するリスペクトも忘れなかった。