2年目はここまで平均12.3得点、3.4リバウンド、1.3アシスト
ウォリアーズのエリック・パスクホールは、1年目の昨シーズンに平均14.0得点、4.6リバウンド、2.1アシストを記録し、オールルーキー・ファーストチームに選出された。
今シーズンは開幕から2試合でこそ本来の力を発揮できなかったが、12試合に出場して平均12.3得点、3.4リバウンド、1.3アシストと昨シーズンと同等のパフォーマンスを続けている。先日のレイカーズ戦でもベンチから19得点と気を吐いた彼がモチベーションにしていることは、昨シーズンの活躍を「マグレ」と批判する声だ。
現地19日、パスクホールは「今もリーグでプレーするのに値する選手というところを見せたい。昨シーズンを『マグレ』と言う連中がいるようだし、『弱いチームの中の良い選手』みたいな言われ方もしているらしい。僕は、毎日のように自分の実力を証明している気持ちでいる」と語った。
ウォリアーズは徐々にチームの調子を上げてきており、レイカーズの連勝を止めて今シーズン7勝目(6敗)を挙げた。パスクホールは「父からはもっとリバウンドを狙うように言われているけれど、僕のことを誇りに思ってくれている」と笑った。
1年目よりもプレータイムこそ減っているが、パスクホールはフィールドゴール成功率(53.4%)、3ポイントシュート成功率(38.1%)も昨シーズンの数字を上回っている。
ステフィン・カリーやドレイモンド・グリーンら主力がケガをせず、パスクホールが今の状態を維持できれば、ウォリアーズは西カンファレンスのプレーオフ争いに確実に加わるだろう。実力で批判を払拭しているパスクホールの今後に注目したい。