松山玲奈&各務早紀、互いにない個性を補う開志国際のWキャプテン「個の力を埋められるのはチーム力」

松山玲奈&各務早紀、互いにない個性を補う開志国際のWキャプテン「個の力を埋められるのはチーム力」

2020/11/03
松山玲奈&各務早紀

対象的な2人のリーダー「チームで勝ちたい」

開志国際女子部は今季、同校男子部にならって初のダブルキャプテン制を採用した。同等の責任を2人で背負い、協力し合いながらチームをまとめているのが、エースの松山玲奈と司令塔の各務早紀だ。

下級生の頃から折り紙つきの実力を備えた2人だが、聞くと経歴や性格が真逆なのが面白い。

松山は難関校の村上中等教育学校(新潟)出身。小中と単独チームでの全国大会出場を経験したことがなく、「高校では全国で活躍したい」との思いで開志国際の門を叩いた。一方の各務は、豊野中(埼玉)のキャプテンとして全国制覇を達成。松山は「各務はプレーが上手くいかない時やリードを広げられた時でも、絶対に気持ちが折れない。どんな状況でも自分だけでなく仲間も頑張らせようとする」と、強豪チームのリーダーを努めた各務のすごさを説明する。

前述のとおり、性格も真反対だ。ごくごく真面目で、どんなことも全力でやらないと気が済まない性格の松山と、ここぞという場面で力を発揮するムードメーカーの各務。「声かけと明るさで活気づけてくれる」(松山)、「一生懸命取り組む姿でモチベーションを与えてくれる」(各務)と、お互いにないものがピタリとはまり、より高いレベルでリーダーシップを発揮している格好だ。

木村真唯(拓殖大1年)、小野寺佑奈(日体大1年)、山口里奈(日立ハイテク)を擁し、ウインターカップベスト8に進出した昨年のチームと比べ、今年のチームは個人の能力が少し落ちるというのが各務の見立て。司令塔である各務を起点としたスクリーンプレーと、松山の得点力と突破力を生かしながらチームオフェンスを組み立てていく。

北信越新人決勝で26得点と爆発した松山は、緩急やステップ、コンタクトのタイミングといった緻密な個人技に磨きをかけて本番を待ち、各務は「個の力を埋められるのはチーム力。一人ひとりの強みを生かし、弱みを補い、チームで勝ちたい」と力を込めて言う。

対象的な2人のリーダーは、チームをどんな高みへと連れて行くのだろうか。本番でもそのケミストリーに期待したい。

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