練習動画を公開「忍耐は苦いが、その成果は甘い」
デマーカス・カズンズは昨年8月に左膝前十字靭帯を断裂する重傷を負い、2019-20シーズンはプレーできなかった。2018年の1月下旬に左足アキレス腱を断裂し、2019年のプレーオフ・ファーストラウンドでは左大腿四頭筋を断裂しており、約1年半の間に3度の重傷に見舞われている。アンソニー・デイビスとはペリカンズで一緒にプレーし、兄弟のような関係を築いた仲。ここにレブロンを含めて強力なチームを作るプランは崩れたが、レイカーズはカズンズ抜きで優勝を果たした。
そのカズンズは今年2月に契約を解除されて、今は所属のない状態。その彼が、新シーズンの復帰に向けた練習の動画をSNSに投稿している。オファーを募るために良い場面を集めて編集した動画であっても、今の時点で身体は出来上がっていることが分かるし、ケガをした箇所も問題はなさそうだ。
ウォリアーズとレイカーズでそうだったように、ケガの影響でどれだけのパフォーマンスができるか分からない状況のため、次回も格安の契約を結ぶことになるだろう。ただ、彼は自分の可能性を試す機会を求めているし、その彼を魅力に感じるクラブは多い。ドワイト・ハワードとマーキーフ・モリスとの契約が切れるレイカーズが、再びオファーを出すかもしれない。ウィザーズのジョン・ウォールは今夏の時点で「ウチが契約すべき選手」とケンタッキー大時代のチームメートの獲得をプッシュしている。
カズンズはワークアウトの動画に「忍耐は苦いが、その成果は甘い」とのコメントを添えている。