ゴラン・ドラギッチ

ヒートのリーディングスコアラー

セルティックスはヒートとのカンファレンスファイナル第3戦に117-106で勝利し、対戦成績を1勝2敗とした。

ジェイレン・ブラウンの26得点を筆頭に先発の4人が20得点以上を挙げ、オフェンスで上回ったことが第3戦の勝因となったが、ゴラン・ドラギッチを11得点に抑えたことも結果に大きく影響した。

ヒートは強烈なリーダーシップで引っ張るジミー・バトラーや、ゴール下の番人と化した成長著しいバム・アデバヨのチームだと思われがちだが、プレーオフでのリーディングスコアラー(21.2得点)となっているドラギッチの存在を忘れてはならない。第2戦でもドラギッチが終盤にクラッチショットを連発したことでチームは接戦をモノにした。

リーグ屈指のディフェンダーであり、セルティックスの中心人物であるマーカス・スマートも「彼は偉大なプレーヤー」とドラギッチを称賛しつつ、警戒を強めている。「彼は角度を理解している。彼を快適にプレーさせてはいけない。第1戦と第2戦は彼はとても自由にプレーしていた。第3戦では最初から彼を不自由にさせようとしていたんだ」

スマートが言うように、プレッシャーを強めたことでドラギッチをフィールドゴール10本中2本成功の11得点に抑え、さらに5つのターンオーバーを誘発した。ドラギッチにとって、この数字はいずれもプレーオフ12試合で最少得点であり、最多のターンオーバーとなった。

3戦目にしてようやく1勝を手にしたセルティックス。ここから逆転でNBAファイナルに進むには、ドラギッチを抑えられるかどうかにかかっている。

https://twitter.com/MiamiHEAT/status/1306991370993889287