大黒柱ヨキッチが試合を支配&マレーがエースの働き、ナゲッツがクリッパーズとの『GAME7』を制す

大黒柱ヨキッチが試合を支配&マレーがエースの働き、ナゲッツがクリッパーズとの『GAME7』を制す

2020/09/16
ナゲッツ

エースのパフォーマンスが勝敗を分ける

西カンファレンスセミファイナル、クリッパーズvsナゲッツの『GAME7』。カワイ・レナードとポール・ジョージの2人でフィールドゴール38本中10本の成功に終わったクリッパーズに対し、二コラ・ヨキッチが16得点22リバウンド13アシストのトリプルダブル、ジャマール・マレーが40得点を挙げたナゲッツが後半に圧倒し、104-89で勝利。1勝3敗からの3連勝でカンファレンスファイナル進出を決めた。

同点で迎えた第2クォーター、最初にペースを掴んだのはクリッパーズだった。二コラ・ヨキッチを休ませている間に手薄になったインサイドを攻め、ルー・ウィリアムズとモントレズ・ハレルがツーメンゲームから連続得点を決める。さらにインサイドに意識が向いたことで外へのチェックが甘くなり、レナードが3ポイントシュートを射抜き、一時12点のリードを奪った。

だが、ナゲッツもすぐさま反撃を開始。ヨキッチを起点にしたオフェンスに対応されるが、マレーが個で打開していく。ピック&ロールからへジテーションを使ってパスの意識を植え付けつつ、自らフィニッシュまで持ち込んだ。タフショットを次々と沈め、このクォーターだけで18得点を奪いチームを救った。

後半に入ると、ナゲッツがチーム一丸でクリッパーズに襲い掛かる。ヨキッチを起点にするオフェンスに変わりはないが、他の選手の動きが活発になり、ヨキッチとマレー以外の得点が伸びてリードを奪う。ギャリー・ハリスが空いたスペースに飛び込み、ヨキッチのポストプレーに合わせて得点。ヨキッチにダブルチームを仕掛けられた際には外に開き、ジェレミー・グラントとポール・ミルサップがしっかりと3ポイントシュートを沈めて、8点をリードして最終クォーターへ。

ヨキッチは第3クォーターの時点で早くもトリプルダブルを達成したが、終了間際に個人4つ目のファウルを犯し、最終クォーター序盤はベンチに。このタイミングで点差を縮めたいクリッパーズだったが、ウィリアムスやレナードのシュートがことごとくリングに嫌われてしまう。

ヨキッチがいない時間帯にマレーが再び個で打開して点差を拡大。残り7分26秒、13点をリードしてヨキッチをコートに戻した。その後、パトリック・ベバリーがスティール、ブロックショットとディフェンスから流れをもたらそうとする。だが、ジョージとレナードがシュートを決められず、せっかくの好ディフェンスが水の泡に。

ナゲッツは時計を進めつつリードを拡大。マレーがショットクロック残り1秒からディープ3ポイントシュートをねじ込む。そして、残り2分10秒、ヨキッチのスティールからグラントがワンマン速攻を決めて100-80とし、試合を決定づけた。

レナードが14得点、ジョージが10得点。2大エースとしてクリッパーズを牽引してきた2人がこの大事な試合でブラックアウトに包まれ、それに影響されたサポーティングキャストも自信を失い、後半は33点しか奪えなかった。

勝利したナゲッツはすべての選手が生き生きとプレーしていた。マレーも「ヨキッチも先日言ったが、プレッシャーを感じずに楽しんでプレーできた」と語り、「1人、2人だけの力だけじゃなく、戦い続けることができる選手が揃ったチーム」と、自信を深めた。

ナゲッツはカンファレンスファイナルでレイカーズと対戦する。

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