ウォリアーズが1位指名権を引き当てる確率は14%
オーランドでの『バブル』もシーディングゲームを終え、いよいよプレーオフに突入する。そんな中、8月20日には2020年のドラフトロッタリーが開催される。
今年のロッタリーは、新型コロナウイルスの影響によりバーチャルロッタリーという形が取られるのだが、2019-20シーズン最下位に低迷したウォリアーズは、早くもロッタリーに球団を代表して参加する人物を発表。今年は、エースのステフィン・カリーに命運を託すことを決めた。
昨シーズンまで5年続けてNBAファイナルに進出したウォリアーズだが、カリーとクレイ・トンプソンを含む主力に故障者が相次いだことに加えて、黄金期を支えてきたケビン・デュラントやアンドレ・イグダーラ、ショーン・リビングストンが退団し、次のフェーズに移行する時を迎えた。
来シーズンは復活のトンプソン、カリー、ドレイモンド・グリーン、そして今シーズン中のトレードで獲得したアンドリュー・ウィギンズが中心のチームになるが、リーグ最低勝率のチームにはトップ5の指名権が約束されているため、即戦力ルーキーを加えられる可能性が高い。
ウォリアーズのバスケットボール運営部門エグゼクティブバイスプレジデントのカーク・レイコブは、ポッドキャスト番組に出演した際、カリーのロッタリー派遣に関して「もしステフ・カリーが私のところに来て『是非やりたい。自分をロッタリーに派遣してもらいたい』と言われたら、Noとは言い辛い。彼は幸運の持ち主だからね。ロッタリーでは、運が良い人物を球団の代表にしたいものだからね」と語った。
レイコブが言ったように、ロッタリーの結果を左右するのは運だ。ウォリアーズが全体1位指名権を獲得できる確率は14%。それを見事にエースが引き当てることができるのか、来週のロッタリー結果を楽しみに待ちたい。