プレーインに向け残り2試合は「すべてをかけて戦う」
現地8月9日のトレイルブレイザーズvsセブンティシクサーズの一戦は、ブレイザーズのエース、デイミアン・リラードが51得点を挙げシクサーズを124-121で下した。
117-121で敗れた前日のクリッパーズ戦の終盤で、リラードはフリースロー2本と3ポイントシュートを外した。フリースロー失敗後、クリッパーズのポール・ジョージやパトリック・ベバリーに嘲笑され後味の悪い試合となったが、シクサーズ戦では第4クォーターに18得点を挙げ見事にバウンスバックを果たした。
リラードは51得点の他にも7アシスト3リバウンド2スティールとチームの勝利に大きく貢献し、試合後にこう振り返った。「昨日は本来のパフォーマンスができなかったから今日はやってやろうと思っていた。勝つべき試合を落としてしまったのは僕の責任だ。試合前から自分に最初から飛ばしていく、攻撃的に行くぞと言い聞かせていた。今日はその通りのプレーをしただけさ」
リラードの他にもカーメロ・アンソニーが20得点7リバウンド、ユスフ・ヌルキッチが15得点6リバウンド、CJ・マッカラムが16得点7リバウンドとスターターがバランス良く得点を重ねて勝利をつかんだ。
ブレイザーズはこれで西カンファレンス8位のグリズリーズとの差を0.5ゲームに縮め、8月15日に行われるプレーオフ最終枠決定戦に進出できる可能性が高くなった。シーディングゲームは残り2試合で11日にマーベリックス、13日にネッツと対戦するが、リラードはこの2試合に全力で臨む覚悟だ。
「すべてをかけて戦えば、たとえ昨日の試合のように負けたとしてもあきらめがつく。勝つことができれば『もう1試合勝とうぜ』という気になる。僕は戦いを楽しんでいるよ」