左右が異なるデザインでベナンと日本を表現
ナイキは八村塁のプレイヤーエディションを販売することを発表した。
ジョーダンブランドは八村のためにエアジョーダン34プレーヤー限定版(PE)シューズを作ってきたが、ファンの継続的な声援に感謝して、『エアジョーダン34ヘリテージ』を限定数展開するという。
このシューズは八村のバックグラウンドや家族にインスピレーションを受けた特別版で、「このPEシューズを通して自分自身が半分日本人、半分アフリカ人であることを表現したいと思いました」と八村は言う。
八村のルーツであるベナンと日本を左右それぞれで表現。アッパー左側はアフリカのテキスタイルプリントを、右側は日本の伝統美術を思わせるプリントを採用し、ベナンと日本のそれぞれの国旗がシュータンの裏側にデザインされている。
このデザインについて八村は「ドラフトの時に着用した、裏地の半分が日本の柄、残りの半分がアフリカの柄を用いたスーツ(のコンセプト)を取り入れています」と説明し、シューズへの思いを語っている。
「このシューズは両方の文化をうまく捉えていると思います。デザインは、私の大切な、そしてこれまで一緒に色々なことを乗り越えてきた家族を表現するものでもあります。私が頑張れるのも家族がいるからです」
「僕のエアジョーダン34プレイヤーエディションができるのは、嬉しいですしすごく誇りに思います。これからもジョーダンブランドと一緒に色々と取り組んでいきたいです」
このシューズは日本のみの展開となり、8月8日からにNIKE.COMおよび、一部のNIKE/ JORDAN取り扱い専門店で販売予定だ。