レブロン・ジェームズ

「僕らはウエストでNo.1のチームだ」

先日、NBAは今シーズンのMVPや新人賞などの投票をリーグ再開前に締め切ることを発表した。投票者は3月11日までのパフォーマンスで誰が受賞にふさわしいか判断することになった。

レイカーズのレブロン・ジェームズは5度目のMVP受賞へアピールする機会を失ことになったが、本人は問題ないと語った。「いろいろなことが起こるものだから、がっかりはしていない。自分でコントロールできるもの以外はどうしようもない。MVPレースに関しては、僕が何をできるかはすでに示した。個人としてだけでなくチームとしてね。僕らはウエストでNo.1のチームだ」

NBAは成績が示すように『西高東低』の時代が続いている。レブロンはレイカーズへ移籍する前に東カンファレンスで15シーズンプレーしてきた。そのため、レイカーズが現在西カンファレンスでトップに立っていることを誇りに感じている。「『レブロンは東カンファレンスでは活躍できたが、西カンファレンスではどうか?』って散々言われたよ。全部耳に入ってきた。自分のチームが西カンファレンスのトップに立っていること、チームとしてのパフォーマンス、そして自分のパフォーマンスにも満足しているよ」

現在35歳のレブロンはリーグが中断した時点で平均25.7得点、10.6アシスト(リーグ1位)を記録。同一シーズンで25得点、10アシスト以上を記録したリーグ史上6番目の選手となった。また、17シーズン目での平均得点は2012-13シーズンのコービー・ブライアントの27.3得点に次いで史上2位の記録だ。そして、このままアシストを量産し続ければ、36歳にして初のアシスト王を受賞することになり、リーグ最年長記録となる。

「この時期に素晴らしい成績を残した個人を称え与えられる賞は、常に価値のあるものだと思う。選手としてだけでなくチームとしてもね。どうなるか楽しみだ」