現地3日に体調不良を感じ、PCR検査で陽性反応
川崎ブレイブサンダースは今日、ニック・ファジーカスに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを発表した。発熱の症状はなく、現在自宅療養中とのこと。
Bリーグのシーズン終了に伴い、ファジーカスは4月1日にアリゾナに戻ってオフを過ごしていた。7月3日に個人練習を行った後に体調不良を感じ、帰宅して早めに就寝。翌日にPCR検査を実施し、6日に陽性反応が出た。感染ルートは今のところ不明。4月からアメリカに滞在しているため、川崎の他の選手やスタッフとの接触はない。また、家族にも今のところ症状は出ていないとのこと。
ファジーカスは2012年に東芝ブレイブサンダースと契約して来日。以後、Bリーグになって川崎ブレイブサンダースと名前を変えたチームで常にエースとして活躍してきた。2018年には日本国籍を取得。以後は帰化選手として日本代表にも加わり、その高い得点能力を発揮してきた。
日本では新型コロナウイルスの感染者数は落ち着いた感があるものの、アメリカではいまだ猛威を振るっている。特にファジーカスが滞在しているアリゾナ州は感染拡大がなおも続いている地域だ。