LAとレブロンの名前をもじった看板が登場
今夏フリーエージェントの権利を得るレブロン・ジェームズを巡り、フィラデルフィアとクリーブランドの企業間で起こった『広告戦争』に、ロサンゼルスが加わった。
今回広告を出したのはロサンゼルスの法律事務所。ロサンゼルスの略称『LA』とレブロンの名前をもじり、23番のパープルのユニフォーに王冠がついた画像の隣に『#LABron』というハッシュタグがデカデカと記された。その下には「クリーブランドとフィリーの諸君、LAとは競い合えないよ」という一文もある。
同様の広告はロサンゼルス市内に3枚出され、その内の1枚には、フィラデルフィアの広告にあった「プロセスを完成させよう」に対抗し「プロセスなんてどうでもいい。我々は優勝バナーを勝ち取る!」という一文も加えられていた。
Sign here: Billboards try to woo LeBron to L.A. https://t.co/RriuCzHVth #Lakers pic.twitter.com/x0HOcorKF6
— ESPNLosAngeles (@ESPNLosAngeles) 2018年3月7日
この広告を出したレイカーズファンのジェイコブ・エムラーニは、『ESPN』にの取材に応じ、シクサーズファンに向け「お金を使うのは止めておいたほうがいい」とアドバイス。「フィラデルフィアの人々はレブロンを納得させ、『スタートアップ』を完成させられると思っているのだろう。だが言っておくが、彼らは『スタートアップ』だろうが、我々にはレガシーがある」
アメリカを代表する大都市ロサンゼルスにも勧誘広告が出たとあれば、レブロンの気分もさらに良くなるだろう。ここまで拡大した『広告戦争』に、レブロン獲得を狙う可能性が高いロケッツのお膝元ヒューストンも参戦するかどうか注目したい。