スキルズチャレンジではディンウィディーが優勝
NBAオールスターゲーム前夜に行われる『サタデー・ナイト』。3ポイントコンテストを制したのはサンズのデビン・ブッカーだった。
前年王者のエリック・ゴードン(ロケッツ)、リーグ屈指の名手クレイ・トンプソンが優勝候補に挙げられる中、21歳のブッカー、25歳のトビアス・ハリス(クリッパーズ)が結果を出し、実績のあるゴードン、カイル・ラウリー(ラプターズ)、ブラッドリー・ビール(ウィザーズ)、さらには地元開催で気合の入っていたポール・ジョージ(サンダー)がファーストラウンド敗退。一発勝負の難しさが出た。
『お祭り』だけに選手たちはスコアが伸びなくても笑顔でコンテストを楽しんでいたが、実力を発揮できず12点と不発に終わったゴードンは本気で悔しそうな表情も見せた。クレイもファーストラウンドでは苦戦。マネーボールレーンに設定した最終レーンでラスト3本を連続で決めてファイナルラウンドに進んだ。
Devin Booker catches fire in the final round of the #JBL3PT competition to score an all-time record 28 PTS! pic.twitter.com/NsXjSCgpEd
— 2018 NBA All-Star (@NBAAllStar) 2018年2月18日
ハリス、ブッカー、クレイの順に行われたファイナルラウンド。ハリスはテンポ良くシュートを放ち、25本中15本を決めたものの、高得点を出すには欠かせないマネーボールを1つしか決められず17点止まり。続くブッカーは25本中20本を決め、しかも外したマネーボールは1本だけ。大会史上最多の28得点をマークする。
最後に登場したクレイ・トンプソンは真剣モード。高確率で決めてブッカーを追うも25本中18本、マネーボールを2つ落として25得点。わずかに及ばずブッカーの初優勝が決まった。
3ポイントコンテストに先立って行われたスキルズチャレンジではスペンサー・ディンウィディー(ネッツ)とラウリ・マルッカネン(ブルズ)がファイナルに進出。決勝まで完璧なパフォーマンスを見せたマルッカネンがパスで出遅れたのに対し、ディンウィディーはミスを最小限に抑えて、最後の3ポイントシュートも2本目で決めて勝ち切っている。
Spencer Dinwiddie outlasts Lauri Markkanen to win the #TacoBellSkills Challenge! pic.twitter.com/JRjqedY4wi
— 2018 NBA All-Star (@NBAAllStar) 2018年2月18日