シャミナード大で12.4得点、5.8リバウンドと主力の働き
大阪エヴェッサは今日、エリエット・ドンリーと2020-21シーズンの選手契約を結んだことを発表した。
ドンリーはハワイのシャミナード大で主力としてプレーしていた23歳。横須賀出身の日本人で、今回が初のプロ契約となる。大学4年生で迎えた2019-20シーズンはチームの主力として29試合に出場し、12.4得点、5.8リバウンドを記録。フィールドゴール成功率が62.3%と効率の良さが光る。
大阪の阿部達也GMは「198cmの身長があり、インサイドとアウトサイドの両方をこなす器用な選手です。バスケットIQが非常に高く、試合の状況を的確に捉えて自分のやるべきことを落ち着いてスマートにプレーをすることができます」とドンリーを紹介する。今シーズンの大阪はスモールフォワードのポジションに据えられたアイラ・ブラウンが攻守にフル回転。平均32分出場と負担が大きかっただけに、ドンリーにはフレッシュな働きでチームを活性化させることが期待される。
ドンリーはクラブを通じて次のコメントを発表している。「バスケットボールを好きになった日本で、プロとしてプレーする機会を与えて下さった大阪エヴェッサに感謝します。このチームに精一杯貢献し、学んでいきたいと思っています」
天日謙作ヘッドコーチを迎えたこの1年で大きく飛躍した大阪エヴェッサが『西の強豪』の地位を確保できるかどうかは、ドンリーのような新戦力の働きによるところが大きくなりそうだ。
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