中東泰斗

「チームの古株、中堅としてチームをまとめていきたい」

名古屋ダイヤモンドドルフィンズは今日、中東泰斗と2020-21シーズンの契約を更新したことを発表した。

中東泰斗は明治大からアーリーエントリーで2014-15シーズンに加入。まだ27歳と若いが、笹山貴哉とともにチームで一番の在籍歴のある選手になっている。NBLラストシーズンに新人王になった頃は、五十嵐圭や川村卓也といった実績あるベテランに引っ張られる立場だったが、今はチームリーダーとしての自覚も生まれている。

1対1で仕掛けてそのままフィニッシュに持ち込むことのできる身体能力とアグレッシブな姿勢が持ち味だが、ここに来てオールラウンドに能力を伸ばし、チームをまとめる求心力も出てきた。日本代表の張本天傑、安藤周人に加えて外国籍選手も強力で、個の力は高いがチームとして一つ上に突き抜けることのできない名古屋Dが変わるためのキーマンが中東となりそうだ。

中東はチームを通じて「チームの古株、中堅としてチームをまとめていきたいと思います。今シーズンの悔しい結果を糧に、来シーズンは勝利を積み上げていきます」とファンにメッセージを送っている。

名古屋Dは張本天傑、中務敏宏、菊池真人、小林遥太の残留をすでに発表している。